
コピー機の新品価格相場と選び方のポイント
オフィス環境の維持や業務効率化において、複合機・コピー機の選定は経営コストに直結する重要な決断です。新品コピー機の購入価格は、印刷速度や搭載機能によって70万円〜300万円以上と大きな幅が存在します。
導入にあたっては本体の購入価格だけでなく、月々のリース料金や導入後の保守サポート体制を含めたトータルコストで評価することが欠かせません。
この記事の結論(要約)
- ・新品コピー機の本体価格は印刷速度によって決まり、一般的なオフィス向け(20〜30枚/分)は100万〜150万円が相場です。
- ・初期費用を抑える手段として、全体の約8割の企業が月額1万円〜2万円前後のリース契約を選択しています。
- ・導入コストだけでなく、印刷1枚あたりの「カウンター料金」と「保守サービスの対応速度」が運用時の重要課題になります。
- ・格安の本体価格だけに惑わされず、定期点検やトラブル時の即日訪問対応が含まれた保守プランを選ぶことが業務停滞を防ぎます。
- ・自社の月間印刷枚数と必要な機能を正確に把握することで、無駄なオプション費用を削減できます。
新品コピー機の価格相場【印刷速度別の比較】
新品コピー機の価格を決定付ける最大要因は「1分間あたりの印刷速度(枚/分)」です。自社の従業員数や月間印刷枚数に合わせたスペックを選定しない場合、過剰スペックによる無駄なコスト増加や、スペック不足による業務遅延の原因となります。
以下に、印刷速度ごとの本体価格相場および推奨される月間印刷枚数をまとめました。
| 印刷速度(1分あたり) | 本体価格相場(新品) | 推奨月間印刷枚数 | 適合するオフィスの規模 |
| 20〜25枚/分 | 70万円〜100万円 | 3,000枚以下 | 1〜5名程度の小規模オフィス |
| 26〜35枚/分 | 100万円〜150万円 | 3,000〜5,000枚 | 5〜15名程度の中小企業 |
| 36〜50枚/分 | 150万円〜220万円 | 5,000〜10,000枚 | 15〜30名程度の中堅企業 |
| 51枚/分以上 | 220万円〜300万円超 | 10,000枚以上 | 30名以上の大規模オフィス・大量印刷部署 |
例えば、社員数10名のオフィスで月間4,000枚程度印刷する場合、26〜35枚/分クラス(100万〜150万円)が最適な選択肢です。
一括購入とリースの違い・月額相場
新品コピー機を導入する方法には「一括購入」と「リース契約」の2種類があります。資金繰りや減価償却の管理面から、法人における導入の約80%以上でリース契約が利用されています。
一括購入(一括払い)のメリット・デメリット
一括購入は、金利や手数料が発生しないため総支払額を最も安く抑えられる点がメリットです。一方で、導入時に100万円以上のまとまった資金が必要となり、減価償却資産としての税務処理や固定資産税の納付が発生する手間が生じます。
リース契約の仕組みと月額費用相場
リース契約は、リース会社が購入した物件を5年〜7年の期間で月額固定料金を支払って借り受ける契約形態です。
・5年リースの月額相場:15,000円〜25,000円程度(本体価格120万円の場合)
・初期費用0円で最新機器を導入可能
・リース料は全額経費処理(損金算入)が可能
決裁者としては、手元資金を維持しながら最新スペックの機器を導入できるリース契約を第一選択肢として検討するのが合理的です。
導入後にかかるランニングコスト(カウンター料金)
コピー機の導入コストには、本体価格以外に毎月発生するランニングコストが存在します。代表的な運用方式が「カウンター方式」です。
カウンター方式とは、印刷した枚数に応じて毎月「基本料金+(印刷枚数×枚数単価)」を支払う仕組みです。この単価には、トナーカートリッジ代金や定期点検費、故障時の修理費・部品代が含まれています。
- ・モノクロ印刷単価:1.0円〜1.5円 / 枚
- ・カラー印刷単価:10円〜15円 / 枚
例えば、月間にモノクロ3,000枚、カラー1,000枚を印刷する場合の月額カウンター料金の目安は以下の通りです。
- ・モノクロ:3,000枚 × 1.2円 = 3,600円
- ・カラー:1,000枚 × 12円 = 12,000円
- ・合計ランニングコスト:約15,600円/月
価格だけで選ぶと失敗する?サポート体制の重要性
コピー機選定時に「本体価格や月額リース料の安さ」だけで導入業者を決めてしまうと、導入後に大きなトラブルへ発展するリスクがあります。
コピー機は精密機械であり、紙詰まりやトナー不具合、ネットワーク接続エラーなどのトラブルが一定の確率で発生します。万が一、印刷がストップすると、請求書の発行や提案資料の作成など日常業務が完全に停止し、企業活動に深刻な損害を与えます。
業者選定時にチェックすべきサポート体制の基準は以下の3点です。
- メーカー保守と自社自社メンテナンスの体制:自社で認定エンジニアを抱えている販売店は、障害発生時の初動対応が格段に速くなります。
- 駆けつけ時間(レスポンス速度):連絡から2時間〜3時間以内に現地訪問できる拠点ネットワークがあるかどうかが極めて重要です。
- 代替機の用意・遠隔サポート:電話やリモート操作による一次切り分け対応が整っているかを確認してください。
自社に最適なコピー機を適正価格で導入する方法
導入コストの最適化と充実したサポート体制の両立を実現するためには、複数のメーカー・代理店から見積もりを取得し、保守条件を含めた総合的な比較検討を行うことが不可欠です。
当社プランでは、京セラの新品コピー機を特別リース価格でご提案しております。専任のコンサルタントがお客様の印刷枚数や利用環境を分析し、過剰スペックを排除した最適な機種選定をサポートします。
また、全国対応の迅速なメンテナンス体制を構築しており、導入後のトラブルにも即座に対応可能です。現在の見積もり診断やリース料の削減試算も無料で実施しておりますので、コピー機の導入・入れ替えをご検討中の決裁者様は、ぜひお気軽にお問い合わせください。
よくある質問(FAQ)
Q. 中古コピー機と新品コピー機のどちらを選ぶべきですか?
A. 月間の印刷枚数が1,000枚以上ある場合や、業務の停滞が許されないオフィスでは新品コピー機をおすすめします。中古品は初期費用を抑えられますが、耐用年数が短く故障頻度が高い上、手厚い保守契約を結べないケースが多いため結果的に維持費が高くなる傾向があります。
Q. コピー機のリース期間は何年で設定するのが一般的ですか?
A. 法定耐用年数(5年)に合わせて「5年契約」または「6年契約」を選択するのが一般的です。契約期間を長く設定すると月々の支払額は下がりますが、途中解約が原則不可となるため自社の事業計画に合わせて選定する必要があります。
Q. リース契約の審査にはどのような書類が必要ですか?
A. 一般的に直近2期分の決算書(損益計算書・貸借対照表)や商業登記簿謄本、代表者様の本人確認書類が必要です。新設法人の場合は事業計画書や創業理由書の提出で審査可能なプランも用意されています。











