
SDGs(持続可能な開発目標)への取り組みが企業の評価軸の一つとなり、環境への配慮は「コスト」ではなく、企業の未来を守るための「投資」と捉えられるようになりました。
オフィスで毎日稼働する複合機においても、消費電力の削減や廃棄物の抑制といった環境性能は、機種選定における最重要項目の一つです。
京セラドキュメントソリューションズは、約30年にわたり、環境(Ecology)と経済性(Economy)を両立させる「エコシス(ECOSYS)コンセプト」に基づいた製品開発を続けてきました。
その最新モデルである「TASKalfa MZ7001ciシリーズ」は、伝統の長寿命技術と最新のエコ技術を融合させ、サステナブルな社会の実現と、お客様のビジネスの効率化を同時に叶える一台です。
本記事では、TASKalfa MZ7001ciシリーズに込められた環境へのこだわりと、それがもたらす具体的なメリットについて解説します。
廃棄物を減らす「長寿命設計」の思想
一般的な複合機では、ドラムや現像ユニットなどの基幹部品は「消耗品」として扱われ、定期的にユニットごと交換・廃棄されるのが常識でした。
しかし、京セラはこの常識に挑み、「部品を長く使い続けること」こそが最大の環境貢献であると考えました。
独自の「アモルファスシリコン感光体ドラム」
TASKalfa MZ7001ciシリーズの心臓部には、京セラが独自に開発した「アモルファスシリコンドラム」が採用されています 。
アモルファスシリコンはダイヤモンドに次ぐ硬度を持つ素材であり、従来の有機感光体ドラム(OPC)と比較して圧倒的な耐久性を誇ります。
摩耗に強く、長期間使用しても高画質を維持できるため、ドラム交換の頻度を劇的に減らすことができます。
TASKalfa MZ7001ciシリーズの心臓部には、京セラが独自に開発した「アモルファスシリコンドラム」が採用されています 。
アモルファスシリコンはダイヤモンドに次ぐ硬度を持つ素材であり、従来の有機感光体ドラム(OPC)と比較して圧倒的な耐久性を誇ります。
摩耗に強く、長期間使用しても高画質を維持できるため、ドラム交換の頻度を劇的に減らすことができます。
交換部品の極小化による廃棄物削減
ドラムだけでなく、その他のあらゆる部品やパーツにも、京セラグループが持つファインセラミック技術などを応用した耐久性の高い電子部品を採用しています 。
メンテナンス時に交換が必要な部品を極限まで減らすことで、廃棄物の排出量を抑制し、環境負荷を低減しています 。 「壊れたら捨てる」ではなく「長く大切に使う」。
この設計思想は、廃棄コストの削減だけでなく、マシンの安定稼働による業務効率の向上にもつながっています。
トナー技術で実現する「省エネ」と「再利用」
複合機を使用する上で、トナーの消費と廃棄は避けられない課題です。
TASKalfa MZ7001ciシリーズでは、トナーそのものの技術革新と、容器の再利用システムによって、この課題にアプローチしています。
環境負荷を低減する「カプセルトナー」
採用されているトナーは、有機溶剤を使わない独自の製法で作られており、製造工程における水の使用量を極少に抑えています 。
また、このトナーは「コアシェル構造のカプセルトナー」と呼ばれ、低温でも紙に定着する性質を持っています。
定着ユニットの温度を過剰に上げる必要がないため、プリント時の消費電力を大幅に抑えることができます 。
トナー容器を「ゴミ」にしない工夫
使い終わったトナー容器、皆さんはどうされていますか?
通常はプラスチックゴミとして廃棄されますが、TASKalfa MZ7001ciシリーズでは、使用済みのブラックトナー容器を「廃トナー(使用済みトナー)の回収タンク」として再利用できる設計になっています 。
本来なら捨てられるはずの空き容器に新たな役割を与えることで、専用の回収タンクという部品そのものを削減し、省資源化とコストダウンを実現しています。
無駄な電力をカットする徹底した省エネ性能
オフィスの複合機は、稼働している時間よりも、待機している時間の方が長いケースが多々あります。だからこそ、待機時の電力消費をいかに抑えるかが重要です。
スリープ時消費電力「0.5W」を実現
独自開発の省エネコントローラーを搭載し、スリープモード(省電力状態)時の消費電力をわずか0.5W(一部モデルは0.4W)にまで抑えました 。
これは、操作性や生産性を落とすことなく実現された数値であり、使っていない時の電気代を最小限にしつつ、使いたい時にはすぐに復帰して業務を開始できる快適さを両立しています 。
国際的な環境基準への適合
こうした高い省エネ性能により、TASKalfa MZ7001ciシリーズは「国際エネルギースタープログラム」の基準に適合しています 。
また、「グリーン購入法」の基準も満たしており 、環境に配慮した製品として国や自治体、環境意識の高い企業様にも安心して導入いただけます。
環境意識を高める「見える化」機能
「環境に優しい」と言われても、実際にどれくらい貢献できているのかは分かりにくいものです。
TASKalfa MZ7001ciシリーズは、日々の利用状況を可視化することで、ユーザーの環境意識向上をサポートします。
CO2排出量をパネルで確認
複合機の操作パネルや、PCのブラウザーからアクセスできる管理画面(Command Center RX)において、稼働中の消費電力量や、それに伴うCO2排出量をグラフで表示する機能を搭載しています 。
「今月はこれだけCO2を削減できた」「少し電力消費が多いから設定を見直そう」といった気づきを与え、オフィス全体の環境活動を促進します。
物流・廃棄時の負荷も軽減するパッケージング
製品そのものだけでなく、お客様の手元に届くまでの「包装」にも配慮が行き届いています。
分解が容易な省スペース包装
複合機やオプション品の梱包には、「分解が容易にできる省スペース包装」を採用しています 。
輸送時の衝撃に耐える強度を保ちつつ、内箱をコンパクトにすることで、倉庫などでの保管スペースを縮小し、輸送効率を高めています。
また、使用されている緩衝材は組み立て式で、ワンタッチで簡単に分解・折りたたむことができます。開梱作業の効率化だけでなく、廃棄時のゴミの容積を減らすことにも貢献します。
まとめ
TASKalfa MZ7001ciシリーズは、京セラの「エコシスコンセプト」を体現する、環境性能と経済性を極めた複合機です。
- ・長寿命設計: アモルファスシリコンドラムで廃棄部品を削減
- ・トナー技術: 低温定着で省エネ、空き容器を再利用
- ・省電力: スリープ時0.5Wの低消費電力
- ・見える化: CO2排出量の表示で意識向上
これら一つひとつの技術は、地球環境への負荷を減らすだけでなく、ランニングコストの削減やメンテナンス頻度の低減といった形で、お客様のビジネスに直接的なメリットをもたらします。
未来の地球のために、そして持続可能なビジネスの成長のために。 環境にも経営にも優しい選択肢として、TASKalfa MZ7001ciシリーズをぜひご活用ください。











